かつて私たちホモ・サピエンスの祖先とネアンデルタール人は地上で共存していた。だが最終的に私たちは生き残り、ネアンデルタール人は絶滅した。いったい何が両者の明暗を分けたのだろうか?

 新たな研究によると、運命の分かれ道は「日焼け止め」だったという。

 ネアンデルタール人が絶滅した当時、地球の地磁気は弱くなっており、地上には大量の紫外線が降り注いでいた。

 日焼け止めの手段を知らなかったネアンデルタール人は、それによる皮膚がんや免疫の低下を防ぐ手立てがなく、そのせいで姿を消すことになったというのだ。

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この記事のカテゴリ:歴史・文化 / 人類

Source: カラパイア