
約400種が確認されるオウムの中で、唯一飛ぶことができないニュージーランドの固有種「カカポ」は、絶滅の危機に瀕しており、確認されている個体数は百数十羽程度だ。
この希少な鳥を救うため、ドイツとニュージーランドの研究チームが協力し、電気刺激とマッサージを組み合わせた新しい人工授精の技術に挑戦した。
その結果、受精率は大幅に向上し、人工授精によって4羽のヒナが誕生したことが確認された。もしかしたら、カカポを救うことができるかもしれない。
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Source: カラパイア