
南アフリカの岩だらけの断崖絶壁にヘリコプターから飛び降りた2人の男性。その姿はまるで特殊部隊のようだが、彼らの正体は爬虫類の生物学者だ。
彼らの目的は、過去30年以上、一度も目撃されていないヤモリの捜索だった。
砂色のこのヤモリは、1991年に新種として記録されたものの、それ以降一切の目撃例がなく、ついには存在そのものを疑う声すら上がっていた。
そこで生物学者たちは体を張った捜索を開始。人間の近づけない岩山のてっぺんで、再びそのヤモリの姿を確認することに成功したのだ。
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Source: カラパイア