
太陽系の果て、海王星のはるか彼方に「準惑星」かもしれない未知の天体が発見された。
「2017 OF201」と命名されたその天体は、直径700kmほどあり、極端な楕円軌道を描き2万5000年かけて太陽を1周している。
それは「太陽系外縁天体」であり、現在の技術で”目視”できる範囲の中ではもっとも遠いところにある天体だ。
その存在は、海王星の外側には何もない「空の宇宙」が広がっているというこれまでの常識を覆し、太陽系の地図が書き換わる可能性を秘めている。
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Source: カラパイア