
アメリカ北西部で、これまでウチダザリガニとされてきた個体の中に、まったく異なる2種のザリガニが含まれていたことが分かった。
これは、イリノイ大学の研究チームが数年かけて進めていた遺伝子解析により明らかになったもので、長年「見えていたのに気づかれなかった」存在だ。
しかもこの2種の新種は昔からこの地に生息していた在来種で、よそからやってきた地域的外来種(侵入種)に住処を奪われ、絶滅の危機にあるという。
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この記事のカテゴリ:絶滅・絶滅危惧種生物 / 水中生物
Source: カラパイア