
カスピ海北部に新たな島が出現したことが、ロシアの研究チームによって確認された。
まだ名前が付けられていないこの島は、2024年11月に衛星画像で初めてその兆候が観測されていたもので、ロシア・アストラハン州に属する、マリー・ジェムチュジニー島の南西約30kmに位置する。
海面からわずかに出ている地表は湿っていて平らで、表面には風や水の流れでできた筋状の砂の盛り上がりが見られた。
研究者たちは調査の為にこの島にボートで接近したものの、悪天候に加え、水深が非常に浅く船が接岸できなかったため、上陸できなかった。
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Source: カラパイア