
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、これまでに知られていなかった新しいタイプの磁性「p波磁性」を観測することに成功したそうだ。
これは「強磁性体」と「反強磁性」という2つの性質を兼ね備えた磁性で、電場をくわえることで電子のスピン構造を切り替えることができる。
研究チームによればこの性質は、電子の「電荷」ではなく「スピン」で情報を記録する「スピントロニクス技術」の実現へ向けた鍵であるという。
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Source: カラパイア