史上3番目となる恒星間天体 3I/Atlas / Image credit:Filipp Romanov

 2025年7月現在、史上3つ目となる恒星間天体が太陽系を猛スピードで駆け抜けている。

 「3I/アトラス(3I/Atlas)」と名付けられた太陽系外からの訪問者は、これまで確認された中では最大・最速。直径10~20kmの氷の塊だ。

 この天体は彗星で、秒速60km以上の速度で太陽系を駆け抜けている。

 こうした恒星間天体は、太陽系の外にある物質を直接観察する絶好のチャンスとなる。宇宙の成り立ちや生命の起源に迫る大きな手がかりになるからだ。

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Source: カラパイア