
スロベニアとギリシャの研究チームが、すべて食用素材だけで構成された“食べられるレーザー”の開発に成功した。
このマイクロ(極小)サイズのレーザーは、オリーブオイルやヒマワリ油などから作られた液滴(えきてき)を利用しており、食品や医薬品に混ぜることで、糖分濃度や酸性度、微生物の増殖といった状態を高精度に検知することができる。
また、液滴のサイズを工夫すれば意味を持たせることもでき、製造日などの情報を食品に埋め込めば「食べられるバーコード」としての応用も可能になるという。
安全性が高く、食品ロス削減にも貢献する新しいモニタリング技術として注目を集めている。
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Source: カラパイア