出土したチャチャポヤス族の石像頭部 / Image credit:INAAK

 南米ペルーの雲霧に包まれた山奥で、「雲の戦士」として知られるチャチャポヤス族の儀式用遺物と、200を超える建造物が発見された。出土した遺物の一部は、今から約1,000年前のものと推定されている。

 断崖に築かれた都市や崖の墓で知られる彼らは、標高3,000m近い過酷な高地に独自の文明を築いていたが、その実態は長らく謎に包まれてきた。

 しかし今回、宗教的な儀式の場とみられる複合遺構や、象徴的な石製の頭部像などが出土し、チャチャポヤス族の信仰体系や他文明とのつながりを解き明かす手がかりとして注目されている。

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この記事のカテゴリ:知る / 歴史・文化

Source: カラパイア