
ロシアの侵攻が始まってから3年半がたった今も、ウクライナではミサイルやドローンによる攻撃が日常的に続いている。
攻撃が始まると、政府や自治体は空襲警報を発令し、住民たちは建物の地下駐車場などを即席の爆撃シェルター(空襲や爆撃から身を守るための避難場所)として利用し、そこに避難する。
南部の港湾都市オデーサで暮らす茶トラ猫は、何度も繰り返される空襲警報により、爆撃シェルターへの避難経路を完全に覚えた。
警報が鳴ると、猫は真っ先に行動を起こす。そ飼い主夫婦の先頭に立ち、時おり後ろを振り返りながら通路を駆け抜け、夫婦を安全な場所へと導いていくのだ。
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Source: カラパイア