
悲しい出来事だが、知っておくべき事実がある。
現在、世界中に生息している野生の「サイ」の個体数の合計は、約26,700頭だという。このうちの8割以上をアフリカに住む「シロサイ」と「クロサイ」が占めている。
アジアにもサイは生息しているのだが、その中の一種「ジャワサイ」の個体数が、僅か50頭にまで激減していたことが判明した。
サイがその生息数を減らしている最大の原因は、人間による密猟である。サイの角は「犀角(さいかく)」と呼ばれ、漢方薬として高額で取引されているのだ。
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Source: カラパイア