
地球上には、緯度0度と経度0度が交差する、座標上で特別な意味を持つ一点がある。赤道と本初子午線が交わるその場所は、地図上では「0,0」と表示される座標だ。
かつて各国がそれぞれの都合で異なる基準を使っていた経度は、国際会議によってグリニッジ天文台を通る線に統一され、ようやく世界共通の基準が定められた。
では、その「0,0」地点には実際に何があるのだろうか? 実はそこには、「ヌル島」と呼ばれる奇妙な“架空の島”が存在している。
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Source: カラパイア