
2025年2月に紹介した、中国江西省撫州市金渓県の「釘子戸(釘の家)」を覚えているだろうか。
立ち退きを拒否した結果、家の周りに道路ができてしまい、まるで目玉のように見えることから、「金渓(きんけい)の眼」と呼ばれたあの家だ。
どうやらあの家が、ついに無人になったらしい。住人一家は2025年4月、周囲の騒音に耐えられなくなり、近隣の賃貸住宅へと移ったという。
かつて「抵抗の象徴」のように扱われ、観光客まで集めていたあの建物は、草に覆われた空き家へと姿を変えてしまったようだ。
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Source: カラパイア