
アメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、サメなどにくっついて泳ぐことで知られるコバンザメの構造をもとにした医療用デバイスを開発した。
この魚の吸盤構造を応用して、消化器官の内部にぴったりと張り付き、薬をゆっくりと放出し続ける「貼りつく薬用デバイス」が誕生したという。
電力不要で長期間にわたり働くこの仕組みは、医療だけでなく海洋観測機器としての応用も期待されている。
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Source: カラパイア