古代エジプトで使用されていた牛の骨でできた笛 / Image credit: Michelle Langley

 古代エジプトの都アケトアテン(現アマルナ)で、3300年前の牛の足の骨を使って作られた笛が発見された。

 ここはツタンカーメンの父として知られるファラオ、アクエンアテンが築いた短命の首都で、太陽神アテンだけを信仰するという宗教改革の舞台でもあった。

 この骨笛は、王家の墓に関わる労働者の村の出入口で発見されており、当時そのエリアを監視していた見張り役、現代でいうところのガードマンや警察官のような人物が使用していた可能性があるという。

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Source: カラパイア