
古代エジプトの都アケトアテン(現アマルナ)で、3300年前の牛の足の骨を使って作られた笛が発見された。
ここはツタンカーメンの父として知られるファラオ、アクエンアテンが築いた短命の首都で、太陽神アテンだけを信仰するという宗教改革の舞台でもあった。
この骨笛は、王家の墓に関わる労働者の村の出入口で発見されており、当時そのエリアを監視していた見張り役、現代でいうところのガードマンや警察官のような人物が使用していた可能性があるという。
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Source: カラパイア