妹分に先立たれた猫は今もその姿を探し回る

 その子猫は、テキサスという先住猫が5歳の時に家族に加わった。以来テキサスは、妹分となったティンバーと10年間、深い絆を育んできた。

 カナダの自然豊かな環境の中、テキサスはティンバーに猫としての生き方を教えるだけでなく、お互いの時間を共有し、一緒にいるのが当たり前のようになっていた。

 ところが悲劇がやってくる。ティンバーが肝臓を患い10歳で肝不全となり先に虹の橋のたもとに向かっていったのだ。

 テキサスは闘病中のティンバーにずっと寄り添い、最後の瞬間も看取った。

 それでもテキサスは、ティンバーがまだどこかにいるのではないかと探し回っている。そんな日々が続いていた。

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Source: カラパイア