
2022年、初期宇宙に星でも銀河でもない謎の小さな赤い点が複数存在することが明らかになった。その正体は何なのか?
今回ドイツのマックス・プランク天文学研究所を中心とする研究チームが、NASAのチャンドラX線観測衛星を使ってこの赤い点からX線の放射を初めて検出した。
2025年提唱された「この赤い点の正体はブラックホールを濃密なガスが包み込んだ天体であり、宇宙初期に巨大ブラックホールが形成される過程の失われた環である」という仮説を裏付ける発見だ。
この研究成果は『The Astrophysical Journal Letters』(2026年3月16日付)に掲載された。
▼あわせて読みたい
・ブラックホールのジェットの強さを物理学者たちが初測定。そのパワーはなんと太陽1万個分!
・初期宇宙の謎の赤い点、超大質量ブラックホールを包み込むガスの繭かもしれない
・初期宇宙の謎の赤い点、正体はブラックホールを包む巨大ガス天体かもしれない
・ビッグバンは宇宙の始まりではない?ブラックホールの内部から誕生したとする新説
・我々の宇宙はブラックホールの中に閉じ込められている?ジェイムズ・ウェッブの銀河調査