2026年6月20日

深海

サメ好きなら、ゴブリンシャークという名前だけで胸がときめくだろう。長いアゴを持つ深い海に住む生き物だ。和名ではミツクリザメと呼ばれるが、標本となった個体は魔物味を帯びている。だがようやく、本来の生息地で生きて泳ぐ姿を映像で見ることができるのだ。そしてその姿は美しかった…
地球の海の80%以上は、まだ人類が足を踏み入れたことのない未探索の世界であり、我々の知っている海洋生物は10%ほどだと言われている。米シュミット海洋研究所の調査船に乗り込んだ国際研究チームは、ブラジル沖の南大西洋の深海で、わずか2週間で新種31種を発見した…
ガラパゴス諸島の水深1773mの深海で、ゴルフボールほどの小さな青いタコの新種が発見された。深海に生きる頭足類の多くは透明か暗色だが、このタコは自然界でも極めて珍しい青い体を持っていた。採集できたのは成熟したメス1個体だけという謎めいた存在で…